議会通信 4号|12月定例議会・令和4年度決算(令和6年1月)

幸村かよこ通信 4号(令和6年1月発行)

議会通信4号では、12月定例議会と令和4年度決算審査、水俣病訴訟の控訴、私学助成の請願、JR肥薩線の復旧、2023年10〜11月の主な活動をお伝えします。

目次

ご挨拶「謹賀新年 本年もどうぞ宜しくお願い致します」

年明けから、能登半島地震、航空機事故、北九州市の大規模火災、山手線殺傷事件が立て続けに起きました。

お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

本当に心の痛む新年の幕開けとなりました。

お正月の団欒、家族や友人とのかけがえの無い時間が一瞬にして悪夢のような日々へと変わってしまいました。

熊本地震や豪雨災害を経験した私たちだから分かることがあります。国や熊本県もこれまでの災害対応の蓄積を能登半島地震に活かして欲しいと思います。そして、私たちも被災地に寄り添いながら、できることをやっていきましょう。

今年は、県知事選挙の年となります。3月7日告示、24日投開票です。蒲島県知事は不出馬を表明されており、16年ぶりに熊本の新しいリーダーを選ぶ選挙となります。県南振興、川辺川ダム、TSMC、空港アクセス、水俣病などなど課題は山積しています。候補者の政策をしっかりと吟味し、棄権することなく投票しましょう。

昨年からの政治資金パーティーを巡る事件で、現職国会議員が逮捕されました。こんな人たちが国のかじ取りをしているのかと思うと絶望的です。とかげの尻尾切りにならないよう、地検特捜部には徹底的に捜査して欲しいと思います。こんな世の中を変えるのも皆さんの1票です。

暮らしに寄り添う政治への転換が必要です。私も頑張ってまいります。

議会概要(12月定例議会)

12月定例議会 12月1日〜12月19日までの会期日程が終了しました。

  • ◆補正予算額:約541億円で、補正後の一般会計予算額は約1兆46億円となりました。
  • ◆議案数は79件、請願8件、議決数合計87件。請願1件が不採択となり他は可決、承認されました。
区分件数説明
決算審査20件令和4年度の決算審査が終わりその結果が上程された
予算関係13件12月補正予算
条例関係6件条例の一部改正など
財産関係4件財産の取得
工事関係8件工事請負契約の締結・工事請負契約の変更
その他25件専決処分の報告及び承認・指定管理者の指定など
人事案件1件収用委員会委員の任命同意
議員提出議案1件国土強靭化対策の着実な推進を求める意見書
委員会提出議案1件診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬・保育等の公定価格において社会情勢に応じた適切な対応を求める意見書
請願8件上段意見書関連の請願7件と私学助成の拡充を求めるもの1件

令和4年度決算審査について

資料が必要な方は事務所まで連絡下さい。

9月定例議会で令和4年度の決算が上程されました。直ちに、12名の委員で構成される決算特別委員会が設置され、審査が行われました。12月定例議会最終日にその結果が報告されました。
その報告から一部を抜粋して報告します。

歳入予算規模(一般会計+特別会計)1兆5,439億1,200万円
収入済額1兆3,684億3,900万円
支出済額1兆3,139億9,100万円
歳入歳出差引額544億4,800万円
翌年度に繰り越すべき財源204億2,300万円
実質収支額340億2,400万円
一般会計・特別会計

公営企業会計

会計当年度累計欠損金
流域下水道事業会計1億8,300万円の純利益
病院事業会計4億9,900万円の純利益
電気事業会計2億8,300万円の純損失2億9,600万円
工業用水道事業会計1億5,300万円の純損失53億2,400万円
有料駐車場事業会計7,200万円の純利益

★県債残高、経常収支比率、実質公債費率及び将来負担比率が23年度よりも増加。令和3年10月に公表した中期的な財政収支の試算では、令和4年度から8年度までに累計で186億円の財源不足が生じると見込まれている。今後も厳しい財政運営を強いられることが予測される。

委員会で出された、改善・検討を要する事項

全体●公平性の観点からの未収金対策。
●職員の確保と適正配置、職員定数管理の見直し。
総務部●熊本地震復興基金(期限10年)の有効活用。
企画振興部●地域づくりチャレンジ事業、移住定住促進事業の推進。
環境生活部●地方消費者行政推進事業について財源確保を国に要望。
商工労働部●火の国ハイツの法人解散に伴う残余財産の処分や今後の活用策について、他の課題対策も含めてスピード感を持って取り組むこと。
観光戦略部●県内の観光振興により積極的な姿勢を持って取り組むこと。
農林水産部●新規就農者への補助金に係る返還金の未収金に連帯保証金制度を導入することについては慎重に検討すること。
土木部●流域下水道事業について老朽化対策を含めた施設整備の検討。
企業局●工業用水道事業の赤字についての経営改善と体制整備。
病院局●第4次中期経営計画について勤務環境改善とコロナ禍の経験を生かす。
教育委員会●いじめ事案についての対応。
警察本部●警察職員の酒気帯び運転などの組織として再発防止の徹底。

12月定例議会関連について

第36号 専決処分の報告及び承認について・・・反対しました

内容は、大阪地方裁判所が下した「原告全員を水俣病と認定し賠償を命じる」との判決を不服として、県が控訴したことです。長い間、理不尽に対象外におかれ、高齢化していく皆さんの訴えを県は受け止めるべきです。蒲島知事の「水俣病は私の政治の原点である」という言葉は何なのかという不信感しかありません。

請願14号 教育費負担の公私間格差・自治体間格差をなくし、子どもたちに行き届いた教育を求める請願・・・賛成しましたが不採択となりました

2022年度熊本県内の私立高校生の割合は全日制の高校生全体の37.8%に上っています。しかし、学校のICT環境整備や施設耐震化が公立に比べ進んでいませんし、教員不足も深刻です。また、多くの自治体で国による支援制度が拡充されたことにより、県単独予算で「学費補助の拡充」や「入学補助の創設」などに取り組んでいますが、熊本県では県独自の支援制度がありません。

経済的な理由が子どもたちの進路選択の障害となってはならないと思います。引き続き、拡充に向けて取り組んでいきます。また、この請願は当事者である高校生が街頭署名などを行い、10,462筆の署名を提出しています。子どもたち自身が主権者であるという行動だと思います。

県議会への要望活動も行われました。

JR肥薩線の復旧について

2020年7月の九州豪雨で被害を受け、肥薩線は八代―吉松間の約84キロが不通となっています。県は復旧費235億円のうち、県が地方負担分12億7,000万円を全額負担し市町村の負担をゼロとしました。国が197億円、JR九州が25億3,000万円の負担となります。

また、維持費は県と市町村分を7億4,000万円と試算し、このうち国、県で6億9,000万円を負担し、市町村の負担は5,000万円としています。

県と沿線自治体は肥薩線の復旧費は国と県で9割を負担し、「上下分離方式」でJR九州の負担の軽減と、さまざまな利活用策も盛り込み復興方針を示しました。今後はこの方針を受けたJR九州の判断を待つことになります。

課題は肥薩線再開後どのような活用をしていくのか住民参画で盛り上げていく必要があると思います。通勤や通学では利用客は減少するばかりです。観光列車の運行、沿線の風景やおもてなし、肥薩線でなければ味わえない旅の醍醐味などなど具体策を沿線全体で検討できるかがカギになると思います。

「幸村かよこ」の主な活動報告(2023年10月・11月)

日付活動
10月3日高校生平和大使八代市長表敬訪問
10月4日八代市戦没者追悼式
10月12日八代商工会会員大会
10月14日連合熊本県南議員団会議
10月18日JP労組退職者の会総会
10月19日立憲熊本常任幹事会
10月20日水俣風力発電公聴会
10月22日東陽しょうが祭り・八代里親マルシェ
10月27日連合熊本定期大会
10月28日八代市文化祭式典
10月29日八代みなとフェスティバル
10月30日檻の中のライオン講演会
10月31日林業活性化議員連盟講演会
11月1日定時制・通信制高校の県への要望活動
11月3日八代市女性消防隊全国操法大会優勝祝賀会
11月4日八代市経済開発同友会定期大会
11月5日二見収穫祭・女性グループネット千丁20周年の集い
11月6日地域活性化特別委員会管外視察
11月7日地域活性化特別委員会管外視察
11月8日地域活性化特別委員会管外視察
11月10日川辺川ダム関連申し入れ
11月11日球磨川橋梁着工式
11月12日二見産業廃棄物処理場建設反対集会
11月13日観光議連鹿南九州大会(鹿児島)
11月14日総務常任委員会視察
11月15日総務常任委員会視察
11月16日総務常任委員会視察
11月17日大島コンビナート避難訓練
11月18日連合熊本県南地協定期総会
11月19日県政報告会(高田コミセン)
11月20日12月定例議会議案説明会(県庁)
11月22日私学助成に対する要望活動(県庁)
11月24日熊退連要望活動(県庁)
11月26日県政報告会(ハーモニーホール)
11月27日12月議会に向けて連合熊本との協議
11月29日連合熊本・労福協合同研究集会(熊本)
11月30日八代地域保健医療推進会議
12月1日12月定例議会開会(19日閉会)

雑感

TSMCの進出は、熊本に100年に1度のビッグチャンス到来と、県北を中心にその経済的効果に期待する声が大きい。しかし一方で、これまでに経験したことのない問題が浮上しているのも事実である。経験をしていないものに対する不安は当たり前なことである。慎重さが必要だ。

同じように、川辺川の穴あきダムがある。類をみない大型ダム。それだけでも恐怖である。本当に水害が防げるのか?自然環境は守れるのか?不安な声が上がるのは当然である。市民団体が県に詳細なデーター示し「共同検証」を要望されても応えないのは何故か。アセスの住民説明会も怒号が飛び交う会場もあったと聞く。穴あきダムが本当に住民の生命、暮らし、財産を守るのであれば不安な声に堂々と向き合えば良いだけだ。できないのならダム計画は直ちに白紙撤回すべきである。

県政報告会を行います!

日時2024年2月23日(金・祝日)15時〜
会場八代ホワイトパレス
所在地・電話八代市松江町290-1 電話 35-0005

県政報告会のあと、後援会総会を開催します。お時間のある方は引き続きご参加ください。

皆さまお誘いあわせてお気軽にご参加ください。

ご意見・ご要望、資料、県政報告会についてのお問い合わせは、公式サイトのお問い合わせフォームからお寄せください。

よかったらシェアしてください
  • URLをコピーしました!
目次